近年「美尻ブーム」で注目のパーツになっているお尻。
特集などが組まれることもあり、気になっている方も多いのではないでしょうか?
とはいえ、お顔のように毎日全身、おしりをチェックするという方はまだまだ少ないと思います。
時々ウインドウに映る自分の姿にショック・・・、なんてことあるかもしれません(私のことです(^^;)。
日本人のお尻は大きく分けて4つのタイプに分かれるといわれています。
それぞれどんな特徴があるか紹介します。
お尻のタイプによって鍛え方(エクササイズ)が違ってくるので、どのタイプがチェックしてみてください。
お尻のタイプ
垂れ尻
お尻と脚の境目が見えず。
お尻の筋肉が低下し、余分な脂肪がついてしまい垂れてしまったお尻。
[特徴(こんな人注意!)]
- デスクワークなど、長時間座っている。
- 骨盤が後傾している。
- 脚を後ろに出す動きが苦手。
- 膝を曲げたままベタベタ歩く。
- お尻を持ち上げると、脚が長いことに気づく。
- 運動習慣がない。
「垂れ尻」といえば、おばさん体型をイメージされる方が多いと思います。
加齢によって筋力が低下し、脂肪がつきやすくなり垂れてしまいます。
しかし若い人も要注意!
デスクワークなど長時間座っている人、運動習慣がない人はなりやすいです。
垂れ尻の方は、お尻の筋力が低下しているだけでなく、腹筋も弱く、お腹がぽっこり出ている人も多いです。
年齢以上に年を取っているように見える体型なので、お尻の筋力アップ、正しい姿勢、骨盤矯正で美尻を復活させましょう。
扁平尻
お尻に立体感(丸み)がなく、平らでのっぺりと横に広がったお尻。
[特徴(こんな人注意!)]
- 筋肉も脂肪もない。
- 痩せている。
- 下腹部がぽっこりでている。
- ウエストサイズでパンツを選ぶとお尻がブカブカ。
- 幼児体型。
痩せている人に多く見られ、体全体に脂肪が少なく、お尻にもつきづらい幼児体型。
女性ホルモンの一種「エストロゲン」の分泌が少ない人に多いといわれています。
骨盤周りの筋力が弱いため、座るとすぐに脚を組んでしまいがちです。
女性らしいボディラインを手に入れるには、お尻の筋力アップや骨盤矯正もですが、バランスとのとれた食事を3食しっかりとること、質のいい睡眠、ストレス解消など、日常生活の見直しもしっかり行いましょう。
四角尻
横に広がり、立体感がなく四角いお尻。
[特徴(こんな人注意!)]
- お尻の筋肉が少ない。
- 脂肪が多い。
- 骨盤が開いたり、ゆがんだりしている。
- 股関節が開いてる。
- 運動不足。
- 腹筋が弱い。
- ぺたんこ座りをする。
骨盤お開きや歪み、筋力の衰え、ウエストとお尻に脂肪が蓄積。
ウエストから太ももまでくびれがなく、そのシルエットから、別名「ピーマン尻」とも呼ばれているお尻です。
女性らしい曲線美は感じられません。
黄色信号!
太もも付け根のボコッとした骨「大転子(だいてんし)」が出っ張っている人は四角尻になる危険性大!
骨盤や股関節を閉じるケアをしましょう。
出っ尻
腰が沿ってお尻が後ろの突き出てしまっている。
[特徴(こんな人注意!)]
- 立ち姿を横から見ると、お尻が後ろの突き出ている。
- 腹筋が弱い。
- 反り腰。
- 腰痛。
- ヒールをよく履く。
- 歩く時顎が上がり気味になる。
- 気づいたら内股である。
一見、お尻が上がっているように見えますが、単にお尻が後ろに突き出ているだけ。
横から見るととてもよく分かります。
きれいなお尻ではないですよね。
出っ尻の人は腹筋が弱いため、内股やX脚など、体の歪みを助長し、腰が反っているので腰痛にもなりやすいです。
また筋肉が正しく使えていないため、いずれお尻が垂れたり、太ももの付け根に贅肉がついたりしてしまいます。
エクササイズ、骨盤矯正が必要です。
日本人の理想的なお尻とは?
理想のお尻になるためのポイントは、「大きさ(サイズ)」「形」「肌」。
[日本人の体に合った理想的なお尻]
- 大きさ
身長 × 0.54 = 理想的なお尻のサイズ - 形
整ったハート型 - 肌
程よいハリ、弾力があり、触るとやわらかくなめらかな肌
おひとりおひとり理想とするお尻はいろいろあると思いますが、美尻になるポイントはやはり日本人の骨盤とあっていることが大切です。
農耕民族である日本人は、狩猟民族である欧米人とは違い、骨盤が後傾ぎみです。
そのため、前傾の骨盤をしている欧米人のようなお尻を手に入れるのは難しいです。
日本人には日本人にあう美尻があります。
日本人の骨盤の形を活かした、小さいハート型のキュートな美尻を目指しましょう。
まとめ
日本人に多いお尻の形は、大きく4つに分けられます。
[日本人の主なお尻の形]
- 垂れ尻
- 扁平尻
- 四角尻
- 出っ尻
どのおしりも理想的なお尻ではないですよね。
理想的なお尻になれない原因の多くが日常生活の中にあります。
しかし幸いお尻は、鍛えたり、スキンケアをすれば少しずつ美尻へと近づき、手に入れることができます。
後姿は結構見られているものです。
美尻を目指して、トレーニング&スキンケアをしましょう。