お尻というと、まず形が気になりますよね。
私はウィンドウに映る自分の姿に愕然としたことがあります。
立ち姿、歩き姿、お尻の位置。
・・・はずかしい。
しかしお尻は形だけではありません。
とても肌荒れしやすい部位です。
普段服で隠れていますし、自分でチェックしにくい部位なので気がつかないことが多いですが、ケアができておらず、ざらざら、ぶつぶつ、ニキビ、黒ずみ、セルライトなどを発見した時は、相当なショックを受けられるのではないでしょうか。
私はショックでした。
しかし適切にケアすれば、改善、解消できる!
そのためにも、まず、なぜはお尻が荒れやすいのか、改善・解消するための方法など、美尻になるための対策を紹介します。
おしりが荒れやすい主な原因
普段、自分のお尻を見る機会は少ないのではないでしょうか。
しかし日々ダメージが蓄積され、荒れてしまっていることが少なくありません。
原因その1 摩擦
お尻は、衣類との摩擦が起きやすい部位です。
下着をつけていますし、歩いたり、座ったり、ちょっと動くだけでも摩擦が生じてしまいます。
また入浴中、ゴシゴシ洗い、タオルでゴシゴシ拭く、といった行動もお尻を荒らす原因になります。
原因その2 圧迫
座っているとき、お尻には相当な圧力がかかり、圧迫されます。
特にデスクワークなど、長時間座りっぱなしの場合、そのダメージは計り知れません。
圧迫による刺激で角質層が厚くなり、ザラついたり、くすんだりしてしまいます。
原因その3 ムレ
お尻周りは、下着などの衣類を着ているため、熱気や湿気がこもりやすいです。
汗もかきやすいため、どうしても蒸れてしまいます。
汗がこもってムレ、そこから雑菌が繁殖してしまうと、嫌なニオイの発生、ニキビ、肌荒れなどのトラブルにつながってしまいます。
原因その4 血行不良
サイズの合っていないキツイ小さい下着や、スキニージーンズのような身体のラインに密着するような衣服は肌を締め付けます。
そうすると血行不良を招き、様々な肌トラブルの原因になってしまします。
原因その5 ホルモンバランスの乱れ
睡眠不足やストレスなどでホルモンバランスが乱れると、正常な肌のターンオーバーが行われなくなります。
肌のターンオーバーが乱れると、角質が厚くなったり、ざらついたり、色素沈着が起こってしまったり、様々な肌トラブルを招いてしまいます。
ケア方法
お尻は体の中でも肌トラブルが起こりやすい部位です。
そのためお尻のケアは欠かせません
洗い方を見直し、保湿をしっかり行う。
界面活性剤が多く、洗浄力が強いボディソープで洗ってしまうと肌を傷め、また体を洗う際、ゴシゴシと洗ってしまうのも肌にダメージを与えてしまいます。
洗浄力の強いボディソープや硬いナイロンタオルなどで洗っている人はまず見直しましょう。
洗う際は、石鹸を泡立て、手またはやわらかい絹タオルでやさしく洗ってください。
そして重要なのが、その後の保湿。
入浴後の肌は乾燥しやすいです。
すぐに保湿を行いましょう。
最近はお尻専用のケアクリームもあるのでおすすめです。
下着のサイズ、素材を見直す。
下着は長時間お尻に触れていることになるので、なるべく負担がかからないものを選びましょう。
サイズ・・・肌を締め付けるようなもの、小さいものではなく、ゆとりのあるものを選ぶ。
素材・・・化学繊維のものではなく、通気性のいい綿や絹などを選ぶ。
また下着だけでなく、身体のラインに密着するような衣類は血行不良を招き、肌トラブルを起こす原因につながるため、長時間着用しないようにしましょう。
クッションを使う。
長時間座っていると、お尻に相当な負担をかけてしまいます。
できるだけこまめに立ち上がり、ストレッチや動くようにしましょう。
しかしお仕事によっては難しいケースもありますよね。
そんな場合、クッションを使うのがおすすめです。
直接椅子に座るよりお尻にかかる負担を減らすことができます。
スペシャルケアにピーリング。
お尻は体の中でも、摩擦、圧迫を受けやすい部位です。
そのため角質も厚くなりがちです。
そこでスペシャルケアとしてピーリングを取り入れましょう。
ピーリングは頻繁に行うと肌トラブルにつながってしまいますが、肌の状態を見ながら1~2週間に1回ピーリングすることで、古い角質が取り除かれ、肌代謝がよくなります。
【関連記事】ピーリング:肌の再生を活発に!スペシャルケア
マッサージ。
お尻は座って圧迫され、下着や衣類で締め付けられ、血行不良を起こしやすいです。
そこで、ケアにマッサージが有効です。
マッサージによって血行が促進されると、肌の代謝が活性化し、健やかな肌形成につながります。
お風呂に入ったときに、お尻全体を優しく揉みほぐすなど、意識して血行を促すようにしましょう。
自己流のマッサージが不安な方は、美容機器を使ったケアがおすすめです。
食生活、生活習慣を見直す。
身体が健康でないと、肌はきれいになりません。
- 質のいい十分な睡眠
- ビタミン、ミネラルをしっかり摂ったバランスのいい食事
- ストレス解消
- 適度な運動
など、身体の内側のケアもしっかり行いましょう。
まとめ
お尻は自分で見えにくい場所ですし、普段鏡などでチェックする習慣がない人が多いと思われ、ケアが怠りがちです。
改めて見てビックリ、ショックを受けられる人が多いのではないでしょうか。
しかしお尻は、摩擦、ムレ、圧迫、血行不良など、肌トラブルを起こしやすい条件が揃っている部位です。
お顔同様、お尻ケアも忘れずにしっかり行いましょう。