セルライトの治療やケアに用いられることがあるキャビテーションについて紹介します。
キャビテーションとは?
”切らない脂肪吸引”とも呼ばれ人気の痩身治療、施術の一つ「キャビテーション」。
キャビテーションの超音波を照射すると、1秒間に数万回の振動を起こし、脂肪細胞の中に気泡が発生。
その気泡が破裂することで細胞が破壊されるというしくみ。
乳化して溶け出た脂肪やセルライトはリンパに取り込まれ、体外に排出されます。
ダイエットのリバウンド対策や部分痩せにおすすめ!
短時間で手軽に治療、施術が受けられることから多くの女性の支持を集めています。
[おすすめの方]
- 余分な脂肪を落としたい方
- セルライトが気になる方
- サイズダウンしたい方
- 気になるパーツを部分痩せしたい方
痛みについて
痛みの感じ方は個人差が大きいですが、施術中は傷みよりも気持ちがいいと感じる人が多いです。
その一方で、「痛かった」「不快感」といった声もあります。
その理由は、超音波。
頭が痛くなったり、吐き気を感じてしまったりする人がいます。
それは正常に効果が発揮されているという証拠でもあるのですが、人によってはつらい、しんどい治療、施術になるかもしれません。
エステサロンでは体験コースを設けているところも多いので、正式に契約を結ぶ前に試して見るのがいいと思います。
メリット
リバウンドが少ない
ダイエットというと、リバウンドまでセットになっている、という人も多いです。
しかし、キャビテーションは体重を落とすものではなく、脂肪細胞を溶かして体外に排出しやすい状態にするものです。
そのためリバウンドが少なくのが特徴です。
無理な運動や食事制限の必要もありません。
部分痩せができる
一般的なダイエットで部分痩せするのはとても難しいです。
しかしキャビテーションなら、脚だけ、二の腕だけといったピンポイントで部分痩せすることができます。
脂肪細胞以外への超音波効果はないので安心!
キャビテーションは脂肪細胞内のみに作用する波長領域に設定されています。
そのため、お肌表面や血管など、その他の部位へのダメージだったり、負担だったりはないので安心です。
セルライトケアになる
凸凹セルライト解消も期待することができます。
現在の医療においても遺伝が大きく関わるセルライト自体を完全になくすことはできません。
しかしキャビテーションには、肌表面に現れる凸凹セルライトがわからなくなるようにする効果が期待できます。
ただし、立っているだけで凸凹がわかるほどの状態になっている場合は、エステサロンで行われるキャビテーションでは効果が弱いです。
エステであれば、他の施術(エンダモロジーやHIFU(ハイフ)など)の方が効果が期待できます。
デメリット
即効性はない
キャビテーションを当て、余分な脂肪を排出することができますが、一度に大量は難しいです。
強固なセルライトがある場合は特にそうですが、1部位10回以上が目安になります。
※効果には個人差があります。
焦らず、長期スパンで考えておきましょう。
施術者の技術が必要
キャビテーションを行う施術者の経験が浅い、下手など、肌に当てる際の力が入りすぎたり、出力レベルが高かったりして内出血、あざなどができてしまうことがあります。
医療機関ではそんなことは少ないと思いますが、エステサロンではリスクがあります。
もちろん施術者の腕が確かであればトラブルが起こる可能性は低いです。
クリニック、エステサロン選びの際、口コミなどの情報収集をしっかり行いましょう。
筋肉太りの人は効果が出にくい
キャビテーションは脂肪細胞に対してアプローチする機器です。
そのため太っている原因が筋肉の場合は、効果を実感することができません。
自分が向いているか向いていないかわからない場合は、クリニックやエステサロンではカウンセリングが行われているので、アドバイスを受けることができ判断することができます。
皮膚がたるんでしまうことがある
キャビテーションの後のマッサージが十分でなかった場合、キャビテーションでせっかく溶けた脂肪細胞ですが排出されず残ってしまうことがあります。
残った脂肪はそのままにしておくと再び固まってしまいます。
それを再びキャビテーションでまた溶かす・・・
と繰り返していくと、皮膚がたるんでしまいます。
キャビテーションはあくまで脂肪細胞を壊して溶かすもの。その後体外にしっかり排出しなければ意味がありません。
副作用
キャビテーションには強い副作用はありません。
リスクの少ない治療、施術になります。
しかし一時的、または軽い副作用はあります。
骨伝道音による不快感
キャビテーションの施術の特徴として、超音波が照射部位の骨に当たることによって出る「キーン」というような音があります。
気にならない人もいますが、耳鳴りのように残ってしまい不快に感じる人もいます。
時間の経過とともに自然と解消されていくので過度な心配をする必要はありませんが、不安な方はクリニックなら医師に相談してください。
エステサロンの場合は体験コースがあったりするので、興味があり、でも心配な方は一度お試しください。
肝臓への負担が一時的にかかる
キャビテーションによって破壊され溶けた脂肪細胞は、一旦肝臓に集められ、そこで分解されて体外に排出されます。
そのため、肝臓には一時的に負担がかかってしまいます。
術後2、3日は特に肝臓に負担をかけないよう、アルコールの摂取やタバコなどは控えましょう。
胃腸の不調
キャビテーションを受ける前後1~2時間は食事を控えることが推奨されています。
これは、施術後普段より栄養素の吸収がされやすい状態になります。しかしうまく消化ができないと胃や腸に不調が起こり、下痢を起こすこともあります。
治療、施術後は、胃や腸に負担がかからないようにしましょう。
血中の中性脂肪の上昇
キャビテーションの施術後に血中中性脂肪値が上がることがあります。
これは破壊・溶け出した脂肪がリンパ液や血液に取り込まれて肝臓に向かうため上昇します。
一時的な症状で数日すれば落ち着いてきます。健康な人であれば動脈硬化などの心配もありません。
ただし、健康診断などの予定がある場合は注意が必要です。
だるさ、眠気
なんとなく体が重く感じたり、眠気が起きたりすることがあります。
これは溶けた脂肪を排出するために代謝機能が働き、内臓への負担が増えたことによるものです。
脂肪の排出が終われば、自然に治まります。
受けられない方
以下の方は治療や施術が受けられない、または受けられない可能性があります。
- 心筋梗塞などの心疾患の疑いや既往歴がある方
- 不整脈がある方
- 血栓ができやすい体質の方
- 糖尿病、骨粗鬆症や血管に疾患がある方
- 内蔵系の疾患がある方
- ペースメーカーを使用している方
- 体内に金属を埋め込んでいる方
- 妊娠中、生理中の方
- 子宮筋腫・子宮内膜症を患っている方
- 摂食障害の方
キャビテーションの効果を高める方法
キャビテーションの効果をより高めるためのポイントを紹介します。
有酸素運動をする
キャビテーション受けた後の3、4日は脂肪の分解、燃焼効果が高くなっているので、この時期に有酸素運動を行うとより代謝がアップ!
キャビテーションの効果が高まります。
リンパマッサージをする
リンパをほぐしたり、流したりしてみてください。
溶けた脂肪細胞が体外に排出されやすくなります。
治療や施術後にも行われますが、自分でも行うことでより効果が高まります。
水を飲む
キャビテーションの治療、施術後は溶けた脂肪細胞が体外に排出されやすくなるよう、水を飲むようにしましょう。
ただし冷えた水はNG。
代謝がアップしている時なので内臓を冷やさないよう、白湯やハーブティーなどがおすすめです。
エステサロンでキャビテーションを受けるときの注意
キャビテーションを行っているエステサロンは多いですが、以下のような施術を行っているところは効果が得られないので止めておきましょう。
キャビテーションの施術時間が10分以下
キャビテーションは10分以上当てないと脂肪やセルライトが十分解けません。
1部位10分以下のところは止めておきましょう。
キャビテーションしかしない。
キャビテーションは脂肪細胞を溶かす機器。
溶けた脂肪を排出させなければ全く意味がありません。そのままではまた元に戻ってしまいます。
キャビテーションの施術後、リンパマッサージなどを行って排出効果を高める必要があります。
ほとんどのところでマッサージがセットになって行われますが、キャビテーションだけのところは止めておきましょう。
まとめ
お尻はセルライトができやすい部位。
キャビテーションはセルライトケアに有効な治療、施術のひとつです。
エステサロンでは体験コースを行っているところも多いので、興味をもたれた方は体験コースを一度お試しください。
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