お尻関連の脱毛ではずせないのが「Oライン」。
ムダ毛があるようには・・・
と思われる方も多いかもしれません。
自分の目で確認できない部位ですし、ムダ毛が生えているイメージがない人も多いのではないでしょうか。
実際あまり生えていない人もいますが、逆にかなりしっかり生えている人もいます。
自分の目で見れなくても露出の多い下着を履いて毛がはみ出していることも!?
きれいなお尻になるには、Oラインのケアも重要です。
そこでOラインの範囲や脱毛をするメリット・デメリット、脱毛をする時の体勢、注意点などを紹介します。
Oラインとは?
肛門を中心とした2~3cm以内、粘膜以外の肛門周りが「Oライン」です。
「ヒップ奥」と呼ばれることもあります。
鏡を使って見ようとしなければ目にすることがないので気づかない人が多く、Oライン脱毛の必要性を感じていない人も多いです。
しかし実際は、結構な量のムダ毛が生えている人もいます。
衛生面からも脱毛おすすめ部位です。

Oラインの範囲をお尻全体と誤解している方もおられますが、「Oライン」はそんなに広くありません。
メリット
Oライン脱毛をするメリットを見てみましょう。
衛生的で清潔な状態を保つことができる。
この部分は汚れがち。
Oラインにムダ毛があると、排泄物やおりもの、生理の時の経血が付着しやすく、かぶれやニオイなどの原因になります。
ムダ毛がなくなることで、より衛生的になり、トラブルのリスクが減ります。
自己処理による肌トラブルがなくなる。
Oラインは自分で鏡を見ながら自己処理するのがとても難しい部位。危険を伴います。
またOラインはとても敏感で、デリケート。
排泄などで雑菌が繁殖しやすい上、ムレやすく、自己処理時に誤って切り傷を作ってしまったところから菌が入り、毛嚢炎や炎症など肌トラブルを起こすリスクが高いです。
埋没毛や黒ずみの原因にもなります。
しかし脱毛をすれば自己処理をする必要がなくなり、自己処理による肌トラブルはなくなります。
バックスタイルに自信が持てる。
脱毛をすれば、Tバックなどの露出が多い下着や水着を着ても毛がはみ出す心配がありません。
「しまった!」ということがなくなるので、安心してきれいに履きこなすことができ、オシャレの幅も広がります。
デメリット
Oライン脱毛を受けるに当たってデメリットもあります。
施術を受けるのが恥ずかしい。
デリケートゾーンならではの施術を受ける恥ずかしさがあり、躊躇される方が多いです。
確かに恥ずかしいですよね。
しかしほとんどの脱毛クリニック、脱毛サロンでは、紙パンツやガウンなどが用意され、ずらしながら照射していきます。
狭い範囲なので施術時間もそんなに長くありません。
クリニックやサロン側も、お客様の恥ずかしい気持ちは十分わかっているため、できるだけ露出を少なく、スピーディーに行ってくれます。
初めてのときは恥ずかしさと緊張、不安でいっぱいな方がほとんどですが、一度体験されると、それほど恥ずかしいものではなかったという声が多いです。
脱毛時、痛みを感じやすい。
粘膜に近く、皮膚が薄く、デリケートなOラインは、痛みを感じやすい部位です。
痛みの感じ方には個人差がありますが、ゴムで弾かれたようなピリッとした痛みがあるといわれています。
ただ施術範囲が狭いので、痛みが長く続くことがなく、我慢できるという人が多いようです。
クリニックでの医療脱毛であれば麻酔を使用することが可能です。
不安な方はVIOの体験脱毛をしているところもあるので、契約する前に一度体験されるのをおすすめします。
施術回数の目安
Oラインのムダ毛の量は、とても個人差が大きいです。
ほとんど生えていない人もいれば、たくさん生えている人もいます。
ムダ毛の多い方の場合のOライン脱毛の目安は、
クリニック(医療脱毛) | エステサロン(光脱毛) | |
回数 | 8~10回 | 18回以上 |
Oラインは、ムダ毛の量、太さが人によって違うため、案外あっさりと完了できる方と時間がかかる方がいます。
自分でムダ毛が多いか少ないか判断しにくいですが、鏡越しに、また手で触れて、毛があるのを感じる程度なら一般的なレベル。
「数本あるかな?」「ムダ毛あるかな~」というならかなり少ないレベル。
びっしり生えているなら多いレベルになると思います。
施術時の体勢
ほとんどの脱毛クリニック、脱毛サロンでは、紙パンツやガウンなどが用意されているので、それに着替えます。
Oラインの施術は、クリニック、脱毛サロンによって異なりますが、ほとんどが「うつ伏せ」かまたは「横向き」で行います。
ただし、クリニックや脱毛サロンによって、またはうつ伏せや横向きでうまく照射できない時は、「四つん這い」になって行うことがあります。
クリニックや脱毛サロンの方針による場合は別ですが、なぜ「うつ伏せ」や「横向き」で照射できないことがあるのかというと、Oライン照射の痛み、緊張、不安からお尻にキュッと力が入ってしまうことがあります。
そうなってしまうとうまく照射できず、打ち漏れを起こしやすくなります。
それを防ぐために、場合によって「四つん這い」になって施術が行われることがあります。
やっぱり「四つん這い」で行うのは恥ずかしいですよね。
「うつ伏せ」や「横向き」で行う時、できるだけリラックスして、お尻に力を入れないようにしましょう。
もし痛みが我慢できない場合、医療脱毛であれば無理せず、痛みが大きい最初の数回、麻酔を活用するのもいいのではないでしょうか。
痛みについて
Oラインはとてもデリケートな部位。
粘膜にも近く、皮膚も薄いため敏感で、ちょっとした刺激でも痛みを感じることがあります。
毛の量、太さも個人差が大きいです。
そのため痛みの出方が個人によって異なります。
一般的には、ゴムでパチッと弾かれたようなビリッとした痛みがあるといわれています。
医療脱毛であれば、痛みの強い数回麻酔を利用することで痛みを抑えることが可能です。
脱毛サロンの場合は、かなり時間がかかりますが、痛みの少ない脱毛が受けられるところがあります。
VIOは、クリニックや脱毛サロンによって体験コースを設けているところがあるので、一度お試ししてみてください。
注意ポイント
生理中は施術ができない。
生理中は経血で汚れたり、肌がとてもデリケートな時期なので、Oラインの脱毛はできません。
生理に当たらないように予約を入れましょう。
クリニックや脱毛サロンによっては当日キャンセルOKのところもありますが、○日前の○時までにキャンセルしなければキャンセル料が発生したり、1回消化扱いになってしまったりするところもあります。
生理不順の方は、当日キャンセルしてもキャンセル料や消化扱いのないところなど、そのあたりも考えて契約するようにしましょう。
脱毛時、ニオイを気にするよりも、清潔に。
施術中のお尻のニオイが気になるという人もおられると思います。
しかしそれについては、施術をしてくれる方もニオイ対策のためもあって脱毛されているんだなと、十分理解されています。
なので清潔にしておくことは大切ですが、神経質になる必要はありません。
ニオイよりも気をつけたいのが汚れ。
施術前、エチケットとして排泄物などがついていないようきれいにしておきましょう。
VIOセット脱毛を考えよう!
他の部位を脱毛せず、Oラインだけ脱毛するという人はほとんどいないようです。
Oラインに脱毛をおすすめする大きな理由の一つが【衛生面】。
排泄物やおりもの、生理時の経血が付着しやすいため、かぶれやニオイなどの原因になります。
それは、Vラインも、Iラインも同じです。
そしてOライン以上に下着や水着からのハミ毛の可能性。恥ずかしいです。
といって自己処理を行うと、切り傷、毛嚢炎、肌荒れ、黒ずみ、埋没毛などの肌トラブルのリスクが高まります。
Oラインを脱毛するなら、Vライン、Iラインも同時に受けられるのをおすすめします。
ほとんどの脱毛クリニック、脱毛サロンでVIOセットで行うプランが用意されています。
一つ一つ部位別に行うより、費用も時間もお得に脱毛ができおすすめです。
Oライン脱毛を断られることがある。
最近は黒ずみがあっても脱毛することができる機器が出てきていますが、メラニン色素にアタックして脱毛する機器の場合、黒ずみの状態によっては断られることがあります。
また、痔がある場合も断わられます。
痔ができている場合、その周辺も炎症していることが多く、皮膚も過敏になっており、レーザーや光照射によって症状を悪化させる可能性が高いです。
そのためまず痔を治してからの施術になります。
まとめ
Oラインは、お尻の奥、肛門を中心とした粘膜を除く、2~3cm以内の範囲を指します。
自分の目で確認できない部位ですし、ムダ毛があるようなイメージがない人が多いと思いますが、かなり生えている人もいます。
Oラインにあるムダ毛は、排泄物やおりもの、生理の経血が付着しやすく、かぶれやニオイの原因に。
しかし自己処理の場合、見えにくいので誤って傷つけやすく、出血、毛嚢炎、肌荒れ、埋没毛などの肌トラブルを起こすリスクが高いです。
デリケートな部位なので恥ずかしくて脱毛になかなか一歩踏み出せない人も多いですが、クリニックも脱毛サロンもそのことは十分わかっており、様々な配慮をされています。
そのため、一度体験すると思っていたほど恥ずかしくないとの声が多いです。
今では脇脱毛に次ぐ人気の脱毛部位がVIO脱毛です。
一歩踏み出すことで、自己処理による肌トラブルがなくなり、衛生的に。
いざという時も安心!
きれいなお尻、デリケートゾーンになります。
脱毛クリニックや脱毛サロンによっては、VIO体験コースを設けているところもあるので、まず一度お試ししてみてください。
美尻の未来が待っています。