お尻の肌トラブルケアで行われることがあるイオン導入について紹介します。
クリニックやエステでも行われていますが、自宅でも家庭用イオン導入器を使って行うことができます
イオン導入とは?
イオン導入は、微弱な電流を使って、そのままでは浸透しにくいビタミンCやプラセンタなどの美容成分を肌の奥へ届けるものです。
しくみ
肌の一番表面である角質層は、陽イオン(+)が多くなっています。
一方、その内側にある顆粒層は陰イオン(-)が多くなっています。
そのため、角質層と顆粒層の間にはバリアの膜ができ、通常この膜に阻まれ、美容成分を角質層よりも奥に浸透させることができません。
そこでイオン導入器の登場です。
イオン導入器で肌に微弱な電流を流すことで、角質層と顆粒層の間にある膜が開放されて、美容成分が浸透しやすくなります。
イオン導入による効果
美容成分を手やコットンで肌につけるよりも、20~30倍程度、浸透が高まるといわれています。
ピーリングと組み合わせるとさらに効果的です。
自宅でもできる?
イオン導入は、皮膚科、美容皮膚科などで行われていますが、最近は家庭用のイオン導入器が販売されています。
クリニックで行うのに比べると威力は弱めですが、イオン導入を使うのと使わないのとではやはり全然違います。
なかなかクリニックやエステに行けないという方は、家庭用のイオン導入器の使用がおすすめです。
セルフケアする場合は、ビタミンC誘導体+イオン導入が最もおすすめのケアだと思います。
まとめ
普通、「肌の奥まで浸透」といっても、それは角質層までです。
角質層と顆粒層の間にはバリアの膜があるため、それ以上奥に美容成分を浸透させることはできません。
しかしイオン導入器を使って微弱な電流を流すことで、角質層と顆粒層の間の膜が開放され、美容成分が浸透しやすくなります。
手やコットンを使ってただ肌につけるよりも、20~30倍程度浸透力が高まるといわれるイオン導入。
より効果的に肌ケアができる美容法です。