ストレスは、体に様々な影響を与えます。
もちろん肌にも。
ストレスで肌が荒れる人も多いですよね。
ストレスの原因は、どうにもならないこと、避けることができないことも多く、だからストレスになってしまう・・・
しかし同じような状況にも、ストレスフルになる人とならない人がいます。
本人の受け止め方でかなり変わってくるところもありますし、うまく消化させることで、抑えることができることもあります。
そこでストレスを上手に消化させるための方法を紹介したいと思います。
取り入れられるものがあればぜひ取り入れ、少しでもストレスを解消しましょう。
ストレスによる肌への影響
ストレスを受けると交感神経が緊張します。
それによって睡眠が妨げられ肌の代謝が低下。
免疫力も低下し、ニキビや口内炎などができやすくなります。
肌のバリア機能の低下
ストレスや疲れが溜まると血管が収縮し、肌の温度が下がるため、ターンオーバーが乱れてしまいます。
ターンオーバーが乱れた肌はバリア機能が低下し、水分が保てないだけでなく、外部からの刺激にも敏感に反応し、肌荒れが起こりやすくなってしまいます。
女性ホルモンの減少
ストレスを受けると、女性ホルモンの「エストロゲン」の分泌が減少してしまいます。
エストロゲンは、肌の水分を保持し、肌のハリや弾力に欠かせないコラーゲンを増やす働きがあります。
そのエストロゲンの減少により、肌の潤いやハリが失われてしまい肌トラブルを招きます。
冷え
ストレスは代謝機能の低下を招き、体の冷えを引き起こします。
冷えは様々な肌トラブルを生み出す元。
血行不良を招き、肌にとって全くよくありません。
うまくストレスを解消させるための対策
お尻のケアを一生懸命行っているのに全然よくならないことがあります。
睡眠不足や偏った食事、便秘などいろいろ原因がありますが、ストレスもその一つ。
ストレスケアを行うことも肌トラブルを改善させるためにとても重要なことです。
ゆっくりした時間を持つ
ストレス解消には、まず副交感神経に切り替えることが必要です。
ドタバタ忙しいと交感神経が緊張したまま。
5分でもいいので、ゆっくり、ぼーっとする時間を持ちましょう。
ゆ~っくり腹式呼吸をするのもおすすめです。
ウォーキングなど体を動かす
ウォーキングなど大きな筋肉を使う運動をするのもおすすめです。
大きな筋肉を使う運動は、「セロトニン」という神経伝達物質の分泌を高めてくれます。
セロトニンは、過剰な興奮や衝動を抑え、抑うつ感を軽減してくれる神経伝達物質です。
セラトニンが増えることで気持ちを明るい方に導いてくれます。
アロマ(香り)を活用する
香りは大脳辺縁系に作用し、感情に働きかけてくれます。
いい香りをかぐといい気分に。
アロマテラピーというと難しく思えてしまうかもしれませんが、アロマオイルにはいろんな香りがあるのでお好きなものを選び、ティッシュやコットンに数滴たらしてそばに置くだけでOK。
香りの効果で、気持ちが穏やかになったり、リフレッシュしたり。
緊張から解きほぐしてくれます。
その他、森林浴やぬるいお湯にゆっくりつかるといった方法もおすすめです。
まとめ
お尻の肌悩み(ニキビ・ニキビ後、黒ずみ、ぶつぶつ、ざらざらなど)、一生懸命ケアしているのになかなかよくならない・・・
その原因はいろいろありますが、ストレスもその一つ。
ストレスが肌に与える悪影響はとても大きいです。
仕事や家庭、友人関係など、そう簡単に解決できない悩みもあると思いますが、そんな中でも息を抜く時間を5分でも10分でも持ったり、アロマの香りを活用したり、ストレスから少しでも解きほぐされる時間、空間を持つようにしましょう。
お尻だけではないですが、肌悩み改善につながります。