骨盤を歪ませる原因は、日常生活の中にあります。
すでに日常化してしまっていて気づかないことも多いかもしれません。
改めてチェックしてみましょう。
日常動作チェック
無意識に行っているかもしれません。
よく思い返してみましょう。
椅子に座ると脚を組む
座ると脚を組んでしまう癖のある人は、骨盤バランスが悪い証拠。
脚組みは骨盤の傾きやねじれの原因になります。
いつも同じ脚が上にくるということは、骨盤の前後の傾斜が左右で異なり、お尻の形の歪みにも現れます。
ぺたんこ座りをする
ぺたんこ座りは骨盤を開かせる原因に。
この姿勢が心地いいという人は、すでに骨盤開きになってしまっています。
立っている時いつも同じ脚に重心をかけたり、脚を交差して立つ
どちらか片方の脚に重心をかけてしまうと、筋肉の使い方がアンバランスに。
ゆがみを生じさせ、お尻の筋肉も形も左右で変わってきてしまいます。
いつも同じ側の手・肩にバッグ、荷物を持つ
片方側にだけ負担がかかっている状態です。
特定の筋肉の緊張を招き、背骨、骨盤が傾く原因に。
お尻も左右で差ができてしまいます。
長時間、椅子に座って仕事をしたり、スマホを見ている
無意識のうちに前かがみや猫背になっていませんか?
体はバランスをとるために骨盤も傾いてしまいます。
またお尻の筋肉が低下し、血流・リンパの流れが悪くなり、脂肪がつきやすく、垂れ尻も招いてしまいます。
腕枕しながら横になる
腕枕をしながら雑誌を読んだり、テレビを見たりしていませんか?
体をねじる姿勢は体のバランスを崩し、骨盤が歪む原因になります。
つり革をずっと一方の手で持つ
電車に乗ったとき、つり革をずっと同じ手で持っていませんか?
つり革を持った側に重心が傾いてしまいます。
悪い姿勢の原因になり、骨盤が歪み、お尻の形にも影響します。
代表的なものを紹介しましたが、いずれも日常生活の中で多く見られる動作です。
どれも骨盤のゆがみを生む習慣。
無意識に行ってしまっていることが多いと思いますが、無意識だからこそ怖い・・・
骨盤、背骨に歪みを生じさせてしまっている可能性があり、お尻も大きくなったり、左右差が出たり、垂れたり、美尻からはほど遠いお尻になってしまいます。
正しい姿勢を覚えよう!
立つ
まっすぐ立つのは基本姿勢です。
Point
- 耳・肩・腰の側面・くるぶしが一直線上にくるように立ちましょう。
- 首が体の中心でまっすぐになっているようにしましょう。
- 肩の高さが左右対称、胸を開いてまっすぐに立ちましょう。
- 重心は体の中心に。
【NG姿勢】
- 反り腰
背中を反らし、お腹を突き出した姿勢。 - 猫背
背中を丸めた姿勢。
座る
日本人は特に座っている時間が長いといわれています。正しい座り方で座りましょう。
Point
- 耳・肩・腰の側面が床と垂直の一直線上にくるようにしましょう。
- 背もたれを使うとラインが崩れてしまうので、椅子に浅めに腰掛け、背もたれは使わないようにしましょう。
- 腹筋を意識して、まっすぐな姿勢で座りましょう。
まとめ
骨盤の歪みの原因は、日常生活のちょっとした癖や習慣の数々が積み重なっていくことで、体の土台である骨盤や背骨が歪んでしまいます。
またすでに悪い姿勢、動作が楽ということは歪んでいる証拠です。
垂れ尻や大きなおしり、ひし形尻など、お尻の形にも影響してきます。
放っておくと悪くなるばかり。
しかし幸い歪みは治すことができます。
歪みを治すエクササイズを行うとともに、歪みやすい習慣を治していきましょう。