お尻の肌トラブル(ニキビ・ニキビ跡、妊娠線・肉割れ(ストレッチマーク)など)の治療に使用されることがある「ダーマペン」について紹介します。
ダーマペンとは?
ダーマペンには、12本の超極細針がついてあり、これを皮膚に刺し、皮膚表面に微細な穴をあけます。
微細な傷をつけられた肌は、皮膚自らが持つ修復機能が高まり、その過程でコラーゲン生成を促進。シワや毛穴の開き、ニキビ・ニキビ跡、妊娠線・肉割れ(ストレッチマーク)など、様々な肌の症状が改善されます。
皮膚本来が持つ治癒効果を高め、新しい肌へと再生させる医療機器が「ダーマペン」です。
[適応]
- シワ
- たるみ
- ニキビ・ニキビ跡
- 毛穴の開き
- 妊娠線・肉割れ(ストレッチマーク)
ダーマペンの針は0.25~2.5mmまで長さを調節することができます。
そのため、シワやたるみ、毛穴の開き、ニキビ跡、妊娠線・肉割れ(ストレッチマーク)など、一人一人の症状に合わせた治療が可能です。
痛みについて
痛みが心配な方も多いと思います。
ダーマペンの施術前には麻酔クリームを使用し、痛みを軽減。
また従来の器具に比べて表皮への侵襲が少なく、髪の毛より細い針で穴を開けるので痛みも少ないです。
従来のダーマローラーと比べ表皮への負担が少なく、より安全に肌の改善を図ることができます。
※痛みが不安な方は事前に医師にご相談ください。
ダウンタイムは?
「ダーマペン」はペン型。
速度も調整できるため、狙ったポイントにスピーディに穴をあけることができます。
針も細いため傷穴が小さく、損傷が少ないので、ダウンタイムも短くてすみます。
施術直後はヒリヒリし、数日から一週間ほど、赤みや皮向け、乾燥、腫れ、かさぶたができます。
一時的なもので心配はありません。
副作用
針穴の部分に位置して、2~3mmほどの細かい内出血。
また細菌感染、炎症後の色素沈着、紫斑などが起こることがあります。
施術が受けられない方
以下の方は治療が受けられない、または受けられない可能性がある方です。
- 金属アレルギーの方
- 妊娠中の方
- ケロイド体質の方
- コントロールができない糖尿合併症、重大な疾患がある方
- 皮膚の癌の方
- 感染性疾患がある方
- 出血性の疾患がある方
- 局所麻酔アレルギーの方
まとめ
「ダーマペン」は、肌に微細な穴を開け、肌の持つ傷を修復しようとする治癒力を促し、体内のコラーゲン産生力を促進。
皮膚を若返らせる治療法です。
お尻の治療では、ニキビ・ニキビ跡、妊娠線・肉割れ(ストレッチマーク)などに使用されることがあります。